自己紹介
髙橋 哲雄
社会医学系専門医
産業衛生専門医
労働衛生コンサルタント
ご挨拶
当Webサイトをご覧いただきました皆様、はじめまして。髙橋哲雄(たかはしてつお)と申します。ご挨拶として、私がこのような事業を始めた経緯をご紹介したいと思います。
私は2013年に医師になって、病院で働き始めました。研修医を経て緩和医療科の医師として働いているときに、がんを患った方、ご家族ががんを患われた方が仕事のことで困難感を感じ、「痛み」となっていることを感じました。身体のどこかが痛いのであればお薬で痛みを和らげることはできますが、仕事の困難感という「痛み」については病院の中からでは十分に和らげることが難しいと感じました。
そこで私は病院から飛び出して、もっと企業の近くで、がんを患った方をサポートすることを決意し、母校の産業医科大学で産業医の経験を積むことにしました。
産業医であれば企業の安全衛生の向上や健康管理に関わる中で、がんを患った方のサポートも行うことができると考えたからです。工場などの製造業の現場から研究職、事務スタッフまで多業種・多職種の方々、またその企業に産業医として関わりました。
がんを患った方の「痛み」をどうにかしたいと思って飛び込んだ産業医の世界では、がんを患った方が困難を感じることはもちろん、その方の上司、同僚、経営層の方も困難を感じ、時にはがんを患った方をうまくサポートできていないと自責の念を感じている方もいらっしゃいました。
私がアドバイスをすることで、がんを患った方はもちろん、周囲の方々の痛みや困難感を和らげることができた時、病院の外に出て良かったなと改めて感じるとともに、さらに多くのがんを患った方、またその方が勤める企業の力になりたいと決意をしました。
現在は産業医科大学を離れ、東北地方に住まいを移して産業医を続けています。病院勤務医時代の緩和医療の経験と産業医の経験を生かして、がんを患った方とその方が勤める企業で就労継続を可能にする現実的・効果的なアドバイスをしたいと思い、この事業を始めました。フットワーク軽く、北海道から沖縄まで日本全国どこでも駆けつけますので、ぜひご依頼ください。ご依頼をしていただいた方、企業様との出会いを通して私もまだまだ学ぶことがあります。共に悩み考え道を創っていきたいという思いです。